真空管Ampの整流回路にファーストリカバリーダイオードを入れてみる
前回のCDプレーヤ PD-C3は電源の整流回路をシリコンダイオードから
ショットキーバリアダイオードに交換したところ、静けさなどに向上がみられました。
そういえば、以前真空管Ampを製作するとき、整流回路にファーストリカバリダイオードにすると
音質が良くなるという記事を見た記憶があります。
4年ほど前はまだファーストリカバリーダイオードは単価が高く見送りましたが
現在では、2桁ほど安くなりましたのでさっそく、交換してみることにしました。
こちらがファーストリカバリダイオード
耐圧400v5A
秋月で10本350円でした。
ちなみに効果は
シリコンダオードはプラスからマイナスに変わるとき
ほんの少し、逆電流が流れてしまう癖がアリます。
これは高周波では、ヒゲという形でノイズに現れます。
現代の家庭電気機器はスイッチング電源などで
供給源である家庭のコンセント電源を
容赦なく汚し、オーディオ機器にも音質に悪い影響を
およぼしていると言われています。
ファーストリカガリダイオードも
ショットキーバリアダイオードも
この逆電圧印加時、電流が流れにくくヒゲノイズが発生しずらいということなんですが
ショットキーバリアダイオードの方がより性能がいいらしいです。
しかしまだ、
開発途中で耐圧が低く、真空管Ampみたいに200vも600vかかる回路では
ファーストリカバリーダイオードに頼らざるをおえないんですね。
ちなみに、
整流管はこの逆電圧に対する漏れ電流は全く発生しないので
もしかするとダイオード整流より整流管のほうが音が良い
と、言われるゆえんはこの辺なのかも知れません。
で
こちらが、自分で設計製作した
PCL86全段作動真空管Ampです。
情熱の真空管で有名なペルケ氏の本を元に
自分で、ロードラインを引きました。
自作第1号機です!
(注:自作はまだこれだけですが )
完成して、もうすぐ4年になりますが
最初は低音がでず、あれやこれやと
弄りましたが、
結局アウトプットトランス(OPT)を
交換したことで、問題解消
設計出力3w×3wの性能です。
はらわたです!
結構弄り回したので
半田がアチコチに
飛び散った後が有り
あまり
綺麗でないですね。
今回、この電源トランス(PT)周りに配線してある
整流ダイオード
まず、電解コンデンサー
シリコンダイオードを全部取り払い
半田吸い取り器で
余分な酸化してしまった
半田を吸い取ります。
ここまで、完了すれば
後は組み付けるだけ
そうそう、今回購入した
半田ごてとコントローラー
結構使いやすかったです。
コントローラーは
上の押しボタンで電源ON-OFF出来て
中央部のスライドスイッチで
おおよそ0~100%を適当に
電力を調整できるので
good!でした。
ということで、
新しい、
ファーストリカバリーダイオードが
取り付き、
電解コンデンサーも取付けて完了!
この後、電圧チェックしていた時に
電源のアース線が未接続だったことに
気づきドキッとしましたが
感電することも無く、無事、改造は終了しました。
では、さっそく試聴してしながらブログに更新しています。
まだ、慣らしもあるので、はっきり此処が違うみたいなところは分り図らいですが
やっぱり
音と音の間の静けさや、混沌としてしまうところの見晴らしがよくなったような
もう少し、良く聴いてみますね
初号機の改装、うまくいったようで良かったですね。ちなみに、なんと整流管型のSBDなんてのもあります。5U4Gなどの差し替えができるそうですが、1万2千円くらいします。
でも、整流管はラッシュカレントなどを真っ先に食らって寿命が短いらしく、長老級のアンプビルダーになるほど使いたがらないようです。でも、そういうSBDがあれば、今なら飛びつくかも知れませんね。
ところでOPTの影響ですが、私自身はタマ以上に影響が大きいのではないか、とさえ思っています。現に、同じタマでオーソドックスに設計されたアンプでも、OPT違いで音ががらりと変わることにしばしば驚かされたものです。
以前、部品調達に関してぺるけ氏に対する「異見」を述べたことがありますが、この点も少し異議を唱えたいところですね。ですから、最近は随分安い真空管アンプがありますが、ちょっと手を出す気になれません(ある意味、OPTはタマより高価ですから)。
最近、ペルケ氏は、著書”真空管アンプの素”で
OPTを実際聞き比べしましたね。
賛否いろいろ意見の分かれる方ですが、
この方の、実際自分で実験して調べてみる
姿勢には、自分は尊敬しています。
いろいろな部品が、あるのですね!
いつも勉強になりますm(__)m
こういう記事にコメントを残せるほど
知識も経験もありませんが・・
パッと見、配線というのも
とても
むずかしそう・・
FRDに交換したんですね、リードが太いタイプですね。
私の春日の6L6は初めからFRDが付属していました。
UF4007 1000V-1A1個20円のローコストタイプです。
1000Vですが1Aは少し不安が残ります。
温度調整付きの半田ごて良さそうですね、高級品ですか?
「PCL86」は、シングルアンプで使っていますが、なかなか良い音で気に入ってます。
ハンダ付けの記事を読みますと、自分もやりたくなってしまいます。
早く涼しくならないかと・・・・・首を長くして待っている状況です。
今年は「プッシュプル」に挑戦の予定なんですよ!
整流ダイオードも色々と進化し、これからは、SiC(シリコンカーバイド)材料を用いたショットキーバリアダイオードですね。実験されている方もおられ、かなり音が良いみたいです。
ROHM等で開発されています。ご参考:
http://sangakukan.jp/journal/journal_contents/2010/12/articles/1012-02/1012-02_article.html
ダイオード⇒SCS106AGC
http://www.digikey.jp/product-detail/ja/SCS106AGC/SCS106AGC-ND/2567150
あと、ファーストリカガリダイオードは、温度が上がると特性が悪くなるので、温度に注意が必要です。
自分は、いい音楽を聴くのと同じくらい
電気工作も好きなんですね~
夢中になっちゃうと少々暑くても、へっちゃらです
こんばんは!
いえいえ、通り過ぎるのもいいですが
コメントもらえるとなおいいですね!
キットに比べて、回路から箱まで自作すると
えらく、大変でしたね。
でも、Lラグにどのように配線しようかなんて
考えながら、ノートとにらめっこしているのも
結構楽しいんですよ
こんばんは!
春日の6L6は始めからFRDだったんですね。
真空管Ampなら、電圧は200~500v位と高いですが
電流は、シングルなら、60mA~200mA位しか
流しませんから1Aもあれば十分ですよ
こんばんは!
自分は、はじめに出会ったのがPCL86でよかったです。
本当、いい音がします。
2A3や300Bはもう少し歳をとってからに
取っておこうかと思っています。
こんばんは!
ダイオードの新しい情報ありがとうございます!
今後のショットキーバリアダイオード楽しみです。
また、ファーストリカバリダイオード熱に弱いんですね
そうすると、
やっぱり真空管Ampに向かないのかな???
PCL86全段作動真空管Ampの記事を興味を持って読ませて頂きました。
僕も高校生の時に6BM8シングル・プッシュプル両方作りました。
でも小遣いが少なかったので、チョークトランス・アウトプットトランスにお金をかけられなかったので、ハムに悩まされ、高音・低音共伸びが無かったでした。
こんばんは!
おおっ!6BM8のシングルとプッシュプル作られていたんですね。
ハムは原因が分らないと、
本当悩みますね!
結構、学生時代にみなさん真空管Amp挑戦して
いるんですよね
PCL86、いいですね。シングル、PP持っています。
整流ダイオードは、1N4007からUF4007に変えて、出音のスピード感と透明感がぐっとアップした(ように感じた)経験があります。電源の性能は肝の一つですね。
このところ作っているアンプは全て整流管整流ですが、挿し替えで音が変わる楽しみもありますので、いつかチャレンジされることをお奨めします。
トランスについて極端なことを言うと、真空管アンプはトランスの音を聴いているようなところもあり、皆さんが仰るとおりOPTによっても(段間トランスによっても)出音が変わりますね。
でも有名なトランスは高価であり、アンプ本体価格と比べると考えてしまいますね。
こんばんは!
Owariの眞さんも、PCL86はシングル、PPとも
お持ちでしたね!
自分は好きな球を徹底的に攻めてしまうので、
こればかりです。
あっ!6AH4GTも結構持っていたな
そろそろ、これもくみ上げてみたいですね
こんばんは!
やっぱり、整流用ダイオードで音が変わりましたね
静けさというか、透明感がググッと
上がりました。うれしいですね。
整流管も
交換する楽しみがあって楽しそうですね。
amk**mjmさんのところで見ましたが、ひでじさんもお近くに住んで居らっしゃったのですね、驚きました(^^♪
私は江曽島駅から徒歩5分です。
こんばんは!
江曽島駅は通勤で通りますよ
こちらこそ、
これからもヨロシクです。
コメントありがとうございます。
真空管Ampは半導体に比べるとシンプルですから
少し勉強すれば、結構分りようになりますよ。
ただ、キットに比べると部品を集めるのが大変!
音は、真空管と出力トランスの影響が大きいですね
やっぱり、いい音を鳴らしたいならOPTは奢りたいですね
真空管アンプ楽しんでますね(笑)
自分は 真空管アンプは まだやった事無いんですが、
何か 電圧が高いので 危険なイメージがあつて
中々 手も足も出ません(^▽^A・・・・
何時かは チャレンジしたいです(笑)
こんばんは!
この後更新しますが、OPTも新調して
やっと、まともな音になったので、最終調整しましたので
報告しますね。
たぶん、自分的には
電圧は高いけどせいぜい80mA位しか流れない真空管Ampと
電圧は40v位だけど出力100wも出せる半導体Amp
感電する時の感動???
は同じ位 しびれるのでは (爆)